MonetDB について

MonetDB を Cent OSにインストールした時のメモ。

MonetDB についてはhttp://www.monetdb.org/Homeを参照ください。

一言で言うと「OLAP用のインメモリのカラムストア」です。

これですが,

Fedora
Ubuntu Debian
FreeBSD
Mac OS/X
Solaris
Windows

となっていて,面倒なことにCentOSはサポートされてません。 自分で好き勝手にOSをいじれれば良いですが,諸事情によりそうでない環境で, つまりCentOS(ver 6)上での環境構築を行う必要がありました。

同じRedHatFedoraがあるのでいける,と思っている方もいるかも知れませんが, それは無理でした。

RPMでのインストールの際は,

rpm -i http://dev.monetdb.org/downloads/Fedora/MonetDB-release-1.1-1.monetdb.noarch.rpm

となりますが,

エラー: 依存性の欠如: fedora-release は MonetDB-release-1.1-1.monetdb.noarch に必要とされています

なんて言われてしまい, それではfedora-release を無理やり入れるかとやっても無理となりました。

このMonetDBはモジュールとか色々あって、管理楽にするためにRPMやりたかったのですが, 結局Source tarballから入れるという普通の方法になりました。

まあいつもの通り

./configure
make
make install

で終わるはずが,

error : while loading ~ .so ~

みたいなエラーを吐かれて, configureにprefix つけて場所変えてもダメ。 色々見るとどうやらdefaultの/usr/local/libでなく, /usr/libから.soを読み込んでるらしい。(/usr/libってOSの標準構成じゃん)

grepとかでconfigure見ても /usr/localなのにと思いつつ, 仕方ないので/usr/lib(64bitなら lib64)に 必要なso移してめでたく起動しました。

monetdb
Usage: monetdb [options] command [command-options-and-arguments]

mclient
user(root):

本当は/usr以下は汚したくないのですが

(追記) このバグは解決されたようです。